違いを説明できる?グランドピアノとアップライトピアノ

ピアノは打楽器のひとつです

「ピアノは打楽器ですか?それとも、弦楽器ですか?」という質問があります。確かにハンマーもあるし、弦もありますから、迷うかもしれませんね。しかし、答えは明確なんです。ズバリ正解は「打楽器」です。不思議に思いますか?でも構造からみれば、ピアノは明らかに打楽器なんです。鍵盤をたたく、という言い方をしますが、鍵盤はテコの原理をつかって、弦をハンマーでたたいて音を出すんです。

グランドピアノが本来のピアノ

ピアノ、と言ったとき、本来はグランドピアノのことを指します。昔は、このピアノしかなかったんですよ。グランドピアノは、弦を水平に張っています。これが本来の形のピアノですが、演奏するために大きなスペースが必要になってしまいます。そこで、コンパクトにしたのがアップライトピアノです。アップライトピアノは、このように限られた設置スペースでピアノの演奏ができるように工夫がされています。中を見るとお分かりの通り、弦がタテに張られているんです。これによって、ピアノがコンパクトになっています。重さはグランドピアノは大人4人分、アップライトピアノは大人3人分というイメージです。

ピアノの音の違いとは

簡単に言ってしまえば、グランドピアノのほうがアップライトピアノより、豊かな表現力があります。また、縦型という構造上の制限のため、ハンマーを自重ではなくスプリングの力で戻します。そのため、トリルなどの素早い連打に限界があり、技術的な制限も出てきてしまいます。本格的にピアノを弾く場合には、間違いなくグランドピアノが必要といえるでしょう。

スタインウェイは、1853年にニューヨーク設立されたピアノメーカーです。熟練の職人による手作業にこだわって作られ、ピアノ自体が芸術品と評されるもので、多くの演奏家の支持を集めています。